かねたんの【有馬記念2020】予習

2020年12月25日金曜日

2020 かねたん レース予習☆preparation for the race 芝2500 中山競馬場 直江

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【有馬記念 2020】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬

キースの投票は牝馬推し





今年もやります!秋のG1馬券勝負!

馬券回収率

【有馬記念 2020】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬

ご来訪ありがとうございます。
musyokuの直江😎と
競馬初級のumajoキース👧が、今週もお届けしています。

このブログはJRA重賞レース毎に
①レース展開や出走馬の予習記事
②レース前に予想・予想印記事
と2本立ての構成で競馬ファンの皆様と予想を楽しんでます。
レース前にフルスイングの予想印記事を公開してます。
皆様の予想的中🎯のお役にたてましたら
それでは今週の重賞レースの予習です。

【有馬記念2020】

有馬記念(GⅠ)
(第65回グランプリ)
3歳以上オープン
2,500m(芝)定量
中山競馬場 11R
12月27日(日)   発走時刻 15:25

目次
1.コース説明
2.過去レースの復習
3.過去データ考察
4.出走予定馬 短評
5.2020展開予想

1.コース説明 【有馬記念2020】

JRA http://www.jra.go.jp/ より引用
中山競馬場 芝2500m

内回りコースを使用するが、スタートは外回りコースの3コーナー手前。
最初の4コーナーまでは約192m(Aコース時)で、コースを約1周半する。
コーナーは緩やか。
直線は約310m。
コーナーを6回回るため、基本的に内の先行馬有利も、
ペースが落ち着きやすく捲りも良く決まる。

2.過去レースの復習 【有馬記念2020】


2019


馬名着差
後3Fコーナー
通過順
136リスグラシュー2:30.5234.710-10-11-9
2510サートゥルナーリア5335.413-13-11-7
347ワールドプレミアクビ43515-16-16-16


ラップ 6.9 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.5 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 12.3 - 13.4 - 12.2 - 12.0 ペース 6.9 - 18.0 - 29.4 - 40.8 - 52.3 - 64.5 - 76.8 - 88.9 - 100.6 - 112.9 - 126.3 - 138.5 - 150.5
(29.4-37.6)

アエロリットがハナ。
アエロリットの位置はペースがハイ。
2番手以降はやや速いペースで流れた。

勝ったリスグラシューは10番手後方から上がり最速34.7で差し切った。

2着サートゥルナーリアも後方から。
上がりは35.4と上がり3位。

3着ワールドプレミアも後方から。上がりは35.0。

アエロリットが離れた逃げとなり仕掛けも速く前が崩れた形。


2018





馬名着差通過上り
148
ブラストワンピース
6-6-7-435.73
2612レイデオロクビ9-9-9-835.41
3815シュヴァルグラン1.1/413-11-11-1035.59

ラップ
6.8 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.8 - 11.8 - 12.2 - 12.9
ペース
6.8 - 18.4 - 30.2 - 42.1 - 54.3 - 67.1 - 79.7 - 91.9 - 103.5 - 115.3 - 127.1 - 139.3 - 152.2
(30.2-36.9)


オジュウチョウサンが1枠1番で馬なりでスタートしたがキセキが外からゆったりとハナ。
道中もしまったペーススタミナの削り合い

1着、ブラストワンピースは中段6番手追走。
直線手前から徐々に上がって行って下記画像部では4番手。そこから35.7秒の上がりで1着。

2着レイデオロは控えて中段後ろ9番手。
下記画像部では大外を回して直線へ。ジリジリと上がり最速35.4でブラストワンピースより少し後ろから伸びてきたが前を捉えきれず2着。

3着シュヴァルグランは外枠から上手く内沿いに馬を入れて13番手追走。
ギリギリまでロスなく内で我慢し、直線へ入ってすぐ外へ。
最後までしぶとく伸びてくるが3着まで。
上がりの3ハロンの速さは35.4と2位。
馬の強さもあるがボウマン騎手の上手さが光った。

2018有馬記念4コーナー 勝ち馬の位置


2018直江の回顧
「いやー凄く良いレースでしたね。馬券はずれましたがミッキーロケットから買った人は後悔なかったのでは?

では結果を。
1着 8 ブラストワンピース  牡3 55.0 池添 謙一   2:32.2
2着 12 レイデオロ      牡4 57.0 C.ルメール  2:32.2 クビ
3着 15 シュヴァルグラン   牡6 57.0 H.ボウマン  2:32.4 1 1/4
4着 11 ミッキーロケット   牡5 57.0 O.マーフィー 2:32.7 1 1/2
5着 14 キセキ        牡4 57.0 川田 将雅   2:32.8 3/4

6.8 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.8 - 11.8 - 12.2 - 12.9

レイデオロは自力とルメール騎手のナイスアシストで2着。ルメール騎手は本当にミスがなく上手い。
同じくボウマン騎手。ペースが速いと読んで上手く馬群の中へ。直線に出すときもミス、ロスなく。シュヴァルグランとボウマン騎手は二度目の有馬記念できちんと去年の対策してきましたね。ボウマン騎手ではなかったら一昨年のような感じになってしまっていたんじゃないでしょうか?本当にボウマン騎手はうますぎる。騎乗により枠の不利なんて吹っ飛んでしまった。大外を回らないように凄い綺麗な騎乗。この二人に枠なんて関係ないのかな。

ミッキーロケットだって良いレース。僕の中ではキセキさえ抜ければ3着は外さないだろうなというイメージでしたが上位入着は馬も強かったが鞍上の腕も出てしまったかなと。
赤くしたところが12秒台だったら結果は違ったのかな。。。。


ブラストワンピース。出足遅く軽視していた一頭でしたが池添謙一騎手がきちんとポジションを取りに行けたのが勝因。池添騎手も最初の位置取りが重要なのをわかっているような騎乗で流石だなと。スタートして30秒くらいでやられたなww思いました。



2017





馬名着差通過上り
112キタサンブラック1-1-1-135.21
223クイーンズリング1.1/24-5-5-335.18
3510シュヴァルグランハナ8-8-8-834.83

ラップ
6.8 - 11.6 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 13.3 - 13.2 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.2 - 12.3
ペース
6.8 - 18.4 - 30.3 - 42.5 - 54.8 - 68.1 - 81.3 - 94.1 - 106.3 - 118.4 - 130.1 - 141.3 - 153.6
(30.3-35.2)

キタサンブラックがゆったりとハナ。
道中も13秒台の区間が二ヶ所と先行馬が楽の出来る流れ。
直線では多少の瞬発力が求められた。

1着キタサンブラックは1枠2番を活かしてそのまま楽にハナへ。
あとは武豊騎手の流石というレースメイクと内馬場有利の流れでそのまま押し切った。
上がりは35.2。

2着クイーンズリングも内枠二枠3番から好位4番手追走。
内で我慢して脚を溜めて下記画像部では馬一頭分外へ。
外がごちゃついている間になんとかキタサンブラックが瞬発力で取ったリードに食らいついてなんとか2着。上がりは35.1。

3着シュヴァルグランは外目の5枠10番から中段8番手を追走。
下記画像部では上手く外へ出しそこからスパート。
外からスワーヴリチャードが寄ってきて接触しながらもなんとか3着まで。
上がりは34.8。


有馬記念4コーナーの勝ち馬の位置取り2017



2016





馬名着差通過上り
1611
サトノダイヤモンド
4-3-3-335.51
211キタサンブラッククビ2-2-2-235.82
312ゴールドアクター1/23-3-3-335.73

ラップ 6.8 - 11.3 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 13.4 - 12.8 - 12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1
ペース 6.8 - 18.1 - 30.1 - 42.0 - 54.1 - 67.5 - 80.3 - 93.2 - 105.0 - 116.7 - 128.8 - 140.5 - 152.6 (30.1-35.9)

マルターズアポジーが速めのハナ。
速かったのは最初の3ハロンまででそこからは息を入れてゆったりと。

1着サトノダイヤモンドはスタート時は8番手外を追走。
ペースが緩くなった所で徐々にポジョンを上げていきキタサンブラックをマークする形で3番手。流石、ルメール騎手。
終始、キタサンブラックをマークする形で直線へ。
下記画像部ではゴールドアクターの外から直線へ。外から上がって行き直線も最後までジリジリと伸びてキタサンブラックをなんとかハナ差差し切った。上がりは35.5で上がりタイムは3位。


2着キタサンブラックはマルターズアポジーを見る形で2番手追走。
実質、キタサンブラックが逃げている形なのでマルターズアポジーの後ろはスロー。
武士沢騎手が刻んだラップと2017年のキタサンブラック、武豊騎手が刻んだラップを見るといかに武豊騎手の体内時計が正確かわかる内容。
この辺はマニアックな部分なので興味がある方はコメント欄かDMへ
下記画像部では直線へ入る時も内へ。
そこから一瞬、後続を離す瞬発力を見せて直線半ば。
ゴールドアクターは瞬発力不足でやや遅れてサトノダイヤモンドと一騎討ち。
ハナ差敗れた。上がりタイムは35.8。

3着ゴールドアクターは1枠2番と好枠ですんなり3番手追走。
下記画像でキタサンブラックの外から進出したがキタサンブラックの瞬発力に敵わずそこからジリジリとなんとか3着を死守。


有馬記念4コーナーの勝ち馬の位置取り2016


3.過去データ考察【有馬記念2020】


2018年の考察より

「まず中山2500で行われる重賞というのが有馬記念しかありません。
他の芝G1レースなどとはやっぱり求められるものが違うのが特徴です。
よくリンクすると言われる宝塚記念。
ラップ的にリンクするんですよね、だから求められる物も似ているんです。

有馬記念も宝塚記念も求められるものは持続型力とスタミナ。
極上のトップスピードや瞬発力は必要ないのです。
ではラップを見ていきます。

2017 6.8 - 11.6 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 13.3 - 13.2 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.2 - 12.3 

2016 6.8 - 11.3 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 13.4 - 12.8 - 12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1

2015 7.0 - 11.7 - 12.2 - 12.5 - 12.7 - 12.8 - 12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 12.2

2014 7.0 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 13.6 - 13.2 - 13.0 - 12.3 - 12.4 - 11.5 - 11.2 - 11.9

2013 6.9 - 11.1 - 12.3 - 11.6 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 12.0 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 11.8 - 12.3

2014年だけはレアケース。ジェンティルドンナが勝った年。この年だけはドスローからの瞬発力。
赤くした所と青くしたところを見比べたらわかると思う。
では本来のケースを見ていく。
青くしたところに注目してほしい。11秒中盤が連続していって最後は12秒まで落ちている。なので僕は極上のトップスピードや瞬発力は必要ないのです。と思ってる。

ほかのG1 と見比べてみても類似するのはないと思う。
あと予想するうえでとても大切になってくるのが枠順。
2500を走ったうえで青いラップ部分を外を回して捲りきろうとしたらどうしても脚を使ってしまうので最後の直線で脚が上がてしまって前をとらえきれない。坂もあるしね。
スタート後、位置を取ろうと思ってもスタート後すぐに最初のコーナーに入ってしまうので外では位置を取りに行ってしまうとそこでも脚を使ってしまう。外枠はそれだけで内枠の馬と比べてもかなりの不利になる。

勝ち馬のモデルととしてもスタート出たなりにラチ沿いを4.5番手でラップの青い部分で内の有利を生かして脚を使わず直線に入れる馬だ。


2017有馬記念4コーナー


画像が荒くて申し訳ないですが理想の位置取りは赤丸の部分。逆に青丸の部分から勝ち切るとなると上記の通り厳しいと思う。

参考に過去の3着以内馬のの位置取りと上がりと直線へ入った時の画像もまとめて載せて行きます。
2018
6-6-7-4    35.7
9-9-9-8    35.4
13-11-11-10 35.5




2017
1-1-1-1 35.2
4-5-5-3 35.1
8-8-8-8 34.8




2016
4-3-3-3 35.5
2-2-2-2 35.8
3-3-3-3 35.7



2015
3-3-5-3 34.8
3-3-5-6 34.7
1-1-1-1 35.1


上がり自慢の馬達が届いてないのがわかるでしょう?勝ち馬の上がり平均は35秒台。
33秒台は求められていなく脚の遅い馬達が活躍してきてる。
こんな事考えながら有馬記念予想していただければ面白い穴が拾えるかも。

2018は馬場が稍重でキセキが淀みない流れを作った為よりスタミナの削り合いになり後方からも届いたがそれでも勝馬ブラストワンピースは直線へ入る時にはきっちり4番手で前を射程圏には入れていた。
4着ミッキーロケットも直線では2番手、5着キセキも逃げてとそれなりに残せていたが馬場が雨で荒れていたせいで粘りきれなかった部分とボウマン騎手のシュヴァルグランの神騎乗があった部分が大きいと思う。
少し差し寄りの2018年でした。

4.出走予定馬 短評 【有馬記念2020】

想定1番人気 クロノジェネシス
前走天皇賞秋は向かない瞬発力勝負になったが3着。
とても強い内容だったと思う。
本来は宝塚記念の様なあまり加速の求められない平坦ラップをダラダラと伸び続けられるレースの方が合うのかなと思う。

5.2020展開予想 【有馬記念2020】

基本前のレースだと思っている。
ある程度の位置で直線に向かえる馬が勝馬モデルかなと思う。


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