中山競馬場にて 直江さん撮影 |
こんにちは
当ブログアシスタントのキースです。
ご来訪ありがとうございます。
競馬予想家の直江さんと競馬1年生umajoキースが、今週もお届けしています。
このブログはJRA重賞レースについて、みなさまに競馬予想を楽しんでいただけるよう、週始めにレース展開や出走馬の予習記事、レース前に予想・予想印記事と2本立てで公開しています。
レース前に予想印記事を公開しますので、またぜひお立ち寄りください。
直江さん年内冬休みだそうで、ふつつかながら、キースが初めてG1レースの予習をさせていただくこととなりました。
みなさま、ご指導よろしくおねがいします。
【ホープフルステークス2019 】
2019年12月28日第36回 ホープフルステークス(GⅠ)
2歳オープン
2,000(芝)牡・牝
発走15時30分
2014年から2歳馬の重賞、格付けをGⅡとして中山競馬場で開催。
2017年からはGⅠとして行われています。
皐月賞と同じ中山・芝2000メートルが舞台となります。
【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬:予習
目次
1.コース説明
2.過去レースの復習
3.過去データ考察
4.出走予定馬 短評
5.2019展開予想
1.コース説明【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬
中山競馬場 芝 2000
JRA http://www.jra.go.jp/ より引用 |
皐月賞、京成杯と同じコース。
正面スタンド前の直線、4コーナーを曲がったところあたりからスタート。
1コーナーまでの直線は405m。位置取り争いがはげしくペースがあがりやすいです。
ゲート前は高低差のある中山の坂。ここで体力を使いますね。
1コーナーから2コーナーにかけて坂の上り下りがあり、向正面へ。
向正面から3コーナー4コーナーは平坦。
最後の直線は310m。
スタンド正面直線やや下りの後は、このコース2回目の急坂を登ってゴール。
坂を2回登り、タフさを必要とするコースです。
12月の中山は野芝と洋芝のオーバーシードで夏よりは重めの馬場となります。
中山金杯 (GⅢ) サラ系4歳以上
皐月賞 (GⅠ) サラ系3歳
京成杯 (GⅢ) サラ系3歳
弥生賞 (GⅡ) サラ系3歳
紫苑ステークス (GⅢ) サラ系3歳
ホープフルステークス (GⅠ) サラ系2歳
2.過去レースの復習【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬
2018【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開ラップ
12.8 - 12.0 - 13.0 - 12.5 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 12.2 - 11.5 - 11.8
ペース
12.8 - 24.8 - 37.8 - 50.3 - 62.5 - 74.3 - 86.1 - 98.3 - 109.8 - 121.6
(37.8-35.5)スローペース
サートゥルナーリア号の騎手M.デムーロは,最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金30,000円。(被害馬:2番・11番)
コスモカレンドゥラがハナ
1着サートゥナーリア
スタートよく飛び出し、コスモカレンドゥラをハナにいかせ1馬身差を2番手で追走。
3コーナーは4番手インでまわり直線へ。
アドマイヤジャスタが先頭をとったところを、ヴァンドギャルドとの
間を割って先頭へ。(斜行の判定)ヴァンドギャルド外へはじかれてます。
最速上りそのまま押し切り勝ち。
強い勝ち方でした。
2着 アドマイヤジャスタ
スタートよく飛び出し、コスモカレンドゥラのやや外目を1馬身差追走。
3コーナーはコスモカレンドゥラの外をまわし、直線で先頭。
残り200を切り外からサートゥルナーリアに差され、ちょっと内にヨレながらも2着。
3着 ニシノデイジー
スタートよく、2番手サートゥルナーリアの後ろをインで追走。
コーナーそのままインでまわり、直線へ。
サートゥルナーリアの後ろを追い込み進路をえて最速上りで3着入線。
スローペースで先行し末脚を使えた馬が1、2着。
中団インを追走し距離得と脚を溜めた馬が3着。
レース後のコメント
1着 サートゥルナーリア(Mデムーロ騎手)
「今年1番強いと思う2歳馬に乗せてもらって、良い結果を出せて良かったです。すごく良いスタートを切れましたが、コーナーを4回回るコース形態と距離2000が初めてでどうかと思っていたので、他馬にハナを譲る形で運びました。最後の直線は狭くなりましたが、そこを割る形でよく伸びてくれました。来年も楽しみです」
サートゥルナーリアは、展開にめぐまれ今年の有馬記念2着。末脚が光ります。
2017【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開
ラップ
12.5 - 10.8 - 12.5 - 11.8 - 12.0 - 12.3 - 12.6 - 12.8 - 11.9 - 12.2
ペース
12.5 - 23.3 - 35.8 - 47.6 - 59.6 - 71.9 - 84.5 - 97.3 - 109.2 - 121.4
(35.8-36.9)ハイペース
1着 タイムフライヤー
先頭から14-15馬身差後方をやや外目追走。
3-4コーナー大外を回して追い込み。
最速あがりで先頭ジャンダルムと追いくらべ。
ゴール前で1馬身抜け、そのまま押し切り勝ち。
2着 ジャンダルム
先頭から10馬身差を外目追走。
3-4コーナー外をまわして追い上げ。
直線で前段にとりつき追い込み馬群の真ん中から2着。
3着 ステイフーリッシュ
ジャンダルムの後ろ2馬身差を追走。
ジャンダルムを目標に追い上げ直線外から追い込み3着入線。
ハイペースから前の馬がゆるんだところを後方待機の馬が
3-4コーナーから動き末脚勝負でとなりました。
馬場は外目が芝きれいに見えます。
外伸びもありそう。
2016【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開
ラップ
12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.1 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 12.5
ペース
12.4 - 23.3 - 35.6 - 47.8 - 60.3 - 72.4 - 84.7 - 96.8 - 108.8 - 121.3
(35.6-36.6)
ニシノアップルパイがハナ1-2馬身差で逃げ。
1着レイデオロ
後方3頭目からやや外目を追走。
3-4コーナーで間からおいあげ8番手へ。
直線馬群の中をあがり、上り最速末脚で勝ち。
2着 マイネルスフェーン
中団後方をインをついて追走。
直線インから追い込み上り2番目で2着
3着 グローブシアター
中団後方やや外目を追走。
直線、レイデオロの外から追い込み。
位置取り争いのあと、ミドルペース、平坦ラップに耐えタフ差とスピードの持続する上りを使えた馬が勝ち。
インで距離得の馬が2着。
3.過去データ考察【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬
############
2017 12.5 - 10.8 - 12.5 - 11.8 - 12.0 - 12.3 - 12.6 - 12.8 - 11.9 - 12.2 (35.8-36.9)
勝ち馬 タイムフライヤー 35.5 位置取り 15-16-16-9
2016 12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.2 - 12.5 - 12.1 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 12.5 (35.6-36.6)
勝ち馬 レイデオロ 35.7 位置取り 12-12-11-8
余談 2着マイネルスフェーンは馬群の真ん中を割って出てきたんだよね・
2015 12.5 - 11.5 - 12.6 - 12.7 - 12.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.5 - 11.7 (36.6-35.3) (G1昇格前)
勝ち馬 ハートレー 34.3 位置取り 8-9-9-7
「G1昇格後の勝ち馬モデルは大外ぶん回しで自力で勝つってイメージのレース。
ある程度のロスは覚悟で長く良い脚があれば勝てるイメージなのは前半の赤い部分が36秒より速いケース。
道中も12秒前半を連続していくので前崩れだね。
リンクするレースは札幌2歳Sかなー。
ただ今年はそんなに速くなるのかな?
前半36秒で今のところは想定ラップは出すつもり。
もう僕の中では予想終わってるので枠でて悶絶かな?www
朝日杯フューチュリティステークスでも書いたけど2歳でこうゆう削り合いのラップはあまりないからタフなレースって言われてると思う。
溜め区間がないレースを好走している事と今年は34秒後半の上がりは欲しいし位置取りも好位後ろにはいてほしいかな。
サートゥルナーリアは強いのかな?完成度は高いけどそこまで強いとは言えないような。
シーザリオの子と調教が物凄く動くので人気にはなるんだろうな。今まで溜め区間のあるレースばかりでここへの適性はまだ見せてくれてないような。
新馬戦 13.3 - 11.5 - 12.1 - 13.0 - 12.8 - 12.0 - 11.1 - 11.4 上がり34.2
萩S 13.0 - 11.8 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 11.4 - 11.7 上がり 35.1
まだ力を出し切れていないのかもしれないけど映像からもそんなに力があるようにはまだ見えないな。
ただ言えることは去年の萩ステークスを勝った時点のタイムフライヤーと比べても明らかにタイムフライヤーの方が強い。(去年の勝ち馬タイムフライヤーの萩ステークス前半は重馬場で35.7)」
############
2018は前半37.8と めちゃスローペース。
そこを楽に先行した馬たちが上りも出して、人気どおりの決着となりました。
逃げ馬いないと、レースの質がてんでかわってきますね。
話違いますが、有馬記念のアエロリットは逃げ馬として素晴らしい能力の高さをみせたけど、勝ちにいく戦略的な逃げ方ではなかったのがとても残念。
ということで、例年通りなら、後方~スピードの持続で追い込んでくる馬。
超スローペースになりそうなら、先行して上りの馬
をさがしていこうと思います。
2018は前半37.8と めちゃスローペース。
そこを楽に先行した馬たちが上りも出して、人気どおりの決着となりました。
逃げ馬いないと、レースの質がてんでかわってきますね。
話違いますが、有馬記念のアエロリットは逃げ馬として素晴らしい能力の高さをみせたけど、勝ちにいく戦略的な逃げ方ではなかったのがとても残念。
ということで、例年通りなら、後方~スピードの持続で追い込んでくる馬。
超スローペースになりそうなら、先行して上りの馬
をさがしていこうと思います。
4.出走予定馬 短評【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬
人気 馬名
1 コントレイル【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
前走 東京1800 東京スポーツ杯2歳ステークス2019 1着
ラップ
12.9 - 11.0 - 11.4 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 10.8 - 11.4
ペース
12.9 - 23.9 - 35.3 - 47.1 - 58.8 - 70.6 - 82.3 - 93.1 - 104.5
(35.3-33.9)
スローペースからの、ゆるみのないペースを5-5-5好位先行し、上り最速33.1。
5馬身差みため強い勝ち方です。
Rムーア騎手
「強かったですね。良いペースで流れて道中も良い位置で我慢できましたし、最後もよく伸びてくれました。レコードタイムでしたが、乗っていてそれほど速い時計が出ているとは思いませんでした。トップクラスの能力があると思います」
東京高速芝での時計は少し割り引き。
デビュー戦
阪神1800 で36.5 - 33.7(S)からの33.5速い上りをみせています。
今回、200mの距離延長。
芝コンディションもタフとなったなかで、力が出せるかどうか。
ディープインパクト産駒。
2 ワーケア【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
東京1800 アイビーステークス1着 1:48.1
前半:4F 48.8 - 3F 36.3/上がり:4F 46.8 - 3F 34.0 スローペース
ラップ
13.2 - 11.6 - 11.5 - 12.5 - 12.5 - 12.8 - 11.7 - 11.1 - 11.2
ペース
13.2 - 24.8 - 36.3 - 48.8 - 61.3 - 74.1 - 85.8 - 96.9 - 108.1 (36.3-34.0)
上り最速33.3
5番手外目を7-8馬身差で追走。4コーナーで5馬身差に追い上げ直線へ。
ラスト200から抜けそのまま。
3馬身差の強い勝ち方でした。
ステッキ入ってなかったような。
重馬場での上り33.3は評価できます。
スローでゆるみのあるペースなので、平坦ラップでの末脚が出せるか、200m距離延長に対応できるか、初の右回りに対応できるかはまだ謎です。
今季好調ハーツクライ産駒。
3 オーソリティ【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
中山2000芙蓉ステークス1着
ラップ
12.5 - 11.8 - 13.8 - 12.9 - 13.3 - 12.4 - 12.1 - 11.4 - 11.2 - 11.5
ペース
12.5 - 24.3 - 38.1 - 51.0 - 64.3 - 76.7 - 88.8 - 100.2 - 111.4 - 122.9
(38.1-34.1)
通過4-4-3-3
前半3f38.1超スローペースからの上り33.8は評価がムズカシイです。
3-4コーナー大外をあがり押し上げ直線で最速あがりを出し勝っています。。
タフな感じします。
中山2000を経験してるのは好印象。
3ヶ月休み明けです。
4 ヴェルトライゼンデ【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
ワールドプレミアの弟くん。
京都1800 稍重 萩ステークス18001着
ラップ
13.4 - 11.8 - 12.3 - 12.9 - 13.2 - 12.5 - 12.2 - 11.2 - 11.3
ペース
13.4 - 25.2 - 37.5 - 50.4 - 63.6 - 76.1 - 88.3 - 99.5 - 110.8
(37.5-34.7)
通過3-3
コーナーは外をまわして、直線ほぼ一線からラスト200でムチが入り、シリアスフールと馬体をあわせる感じで追いくらべとなり、ラスト抜けました。上りは34.5。
瞬発力あり、東京とかあいそう。
スローで溜めればキレル脚にみえます。
新馬戦 小倉1800 重 1着
ラップ13.0 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.3 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.2
ペース13.0 - 25.0 - 37.7 - 50.0 - 62.3 - 74.7 - 87.1 - 99.4 - 111.6
(37.7-36.9)
かなりなスローではありますが、重馬場の平坦ラップを先行しコーナー外をまわして上り最速。タフさもありそうです。
5 ラインベック【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
中京1600 報知杯2歳ステークス1着
ラップ12.8 - 11.9 - 12.2 - 11.8 - 12.1 - 11.6 - 11.6 - 12.5
ペース12.8 - 24.7 - 36.9 - 48.7 - 60.8 - 72.4 - 84.0 - 96.5
(36.9-35.7)
通過2-4-4 上り35.3
スタートよく番手につけ、コーナーは外でまわり、ラスト抜けました。
中距離よさそう。
東京スポーツ杯2歳ステークス2019
コントレールと9馬身差の3着。
ちょっと差が詰められるようにはみえませぬ。
6 ブラックホール【ホープフルステークス2019 】予想にむけて
札幌1800 札幌2歳ステークス1着ラップ12.3 - 11.5 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.3 - 12.5
ペース12.3 - 23.8 - 36.0 - 48.3 - 60.6 - 73.1 - 85.6 - 97.9 - 110.4
(36.0-37.3)
重馬場のハイペースを先頭から9馬身差で外目追走。
3-4コーナー大外を回して追いあげ。
直線で2馬身差。ここから追い込み11/4馬身差リードで勝ち。
上りは2位で36.5。
ゴールドシップ産駒。タフさをみせたレース。
展開は本レースにぴったりな感じ。末脚のタイムが重馬場なので、評価ムズカシイです。
週半ばの雨で中山の馬場が重ければむきそうですね。
新馬戦 オーソリティに負けてますが、外枠からの追走で最後クビ差までせまり、ここはブラックホールの方を評価したいです。
4ヶ月休み明け。
5.2019展開予想【ホープフルステークス2019 】予想にむけて~ラップ展開と出走予定馬
前半スタート良く出そうなのはコントレイル ラインベック ブルーミングスカイ パンサラッサ
アスカランテソーロ・
前半3fラインベックがハナで36秒を想定。
直線の坂をあがって、ややペースは遅くなり12秒前半のペースが続きます。
重馬場で前がバテてくるところをコーナーの大外を回して後ろの馬が追いこむ展開。
ここではコントレイル ワーケアの強さが抜きん出ているようですが。
位置取りのよいのはコントレイル。
重馬場で好走できるのはワーケア。
当日馬場状態で印の上げ下げをしてもよいと思います。
前に行きたい馬が多いので、今年はスローにはならず、ハイペースから平坦ラップを想定。
ハイペースや平坦ラップで好走している馬をねらってみたいです。
レース前に予想印記事公開予定です。
予想の参考にみていただけたら嬉しいです。
おまけのキース特製馬柱👧
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追記:iPhoneからはchromeで書き込めます。safariからはbloggerの不具合で投稿できないみたいです。ごめんなさい(泣)