向正面の中間やや左からのスタートで、3コーナーまでの距離は444m。

コーナーは非常にゆったりしており、緩やかな下り坂。最後の直線は473.6m(Aコース時)で、残り200m～80mの間に高低差1.8mの急坂が待ち構えている。

内回りに比べペースが落ち着きやすく、瞬発力勝負になりやすい。

2.過去レースの復習　2018　2017　2016　【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開と出走予定馬

2018【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開

着 順	枠 番	馬 番	馬名	着差	人 気
1	7	13	ダノンファンタジー		1
2	5	9	クロノジェネシス	1/2	2
3	6	11	ビーチサンバ	クビ	4

ラップ
12.2 - 10.7 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 11.0 - 11.8 - 12.2
ペース
12.2 - 22.9 - 34.8 - 47.0 - 59.1 - 70.1 - 81.9 - 94.1
(34.8-35.0)

ベルスールが積極的にハナ。

道中もそれなりに流れた中、直線に入る所で加速。

ラストも落ちたので差し馬の活躍が目立った。

1着ダノンファンタジーは後方から。

焦らず直線は外に出そうとするがクロノジェネシスが外から蓋。ただ加速性能はダノンファンタジーの方が上で合わせて上がってきて半馬身差前で1着。上がりは34.0で2位。

2着クロノジェネシスは出遅れて後方からの追走。出遅れても焦らず内ラチ沿いで追走。

ダノンファンタジーを目標に直線入り口から徐々に外から上がって行った。

上がり最速33.9だがダノンファンタジーを半馬身捉えきれなかった。

3着ビーチサンバは上位二頭と比べてやや前の位置。中団後方11番手位を追走。

直線入り口では少し外へ振られる形になり仕掛けが一呼吸遅れたので直線ではあまり上位二頭と比べアドバンテージが取れなかった。

そのまま上位二頭に少し置かれる形で最後まで伸びてきたが3着まで。

2018年の直江の予想

去年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　前　₋　後
12.4 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.5　　　35.3-34.4
一昨年　
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2　　　34.7-35.2
2015年
12.5 - 10.9 - 11.4 - 12.1 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.6　　　34.8-35.8

どうせ上がりはみんな注目してある程度データはそろってると思うので前半に注目してみる。


大体前半35.0前後で入るんだよね。
ポイントとしてはこの時期に（短距離戦は除く）
こんなに前半が速いレースを2歳馬が経験する番組がほとんどないってところかな。

マイル以上の距離で,
大体この前半の入りより速いか同じくらいで,
最後方ではなく中段後ろくらいで34.0位の上がりが出せる馬を狙ってみる。

先ず一番人気
クロノジェネシス
アイビー　37.2 　3.4番手
新馬　　　37.5　　4番手
こうやって見てみると,
いきなり10馬身程速くなるペースにいきなり対応出来るのだろうか？
僕はわからないｗｗ
ただアイビーS 32.5の上がりは使えてるし,強いことは強いと思う。
2歳馬が今まで見せてない能力をここでいきなり発揮されたら僕なんてお手上げ。
降参でーす。
飛んでも納得できるし来ても納得。


ダノンファンタジー

ファンタジーS　35.5　6番手　
未勝利　　　　　35.9　4番手

今見るとファンタジーS 勝つための馬だな。名前的に。
この馬も未知数。未知数の馬を軸にはできない。

シェーングランツ

アルテミス　33.9　１3番手　　(この馬自体、軽い出負け有　個測定　35.2)　
　出負け出足遅いのはデフォかな。
枠好で外を回さず内で我慢出来たら勝ち負け見えるんじゃない？
とりあえず僕の予想の肝になりそうなのはアルテミスSかな。

ビーチサンバ

アルテミス　33.9　9番手　
この馬自体もスタート接触、スタートから600まで外を馬なりで上がっていくというｗｗ

12.3 - 10.4 - 11.2 の所をだぜ？
で上がりも34.4でまとめてる。
本来は好位で競馬できる馬。軸はこれでいいかな。


キースお嬢様、このくらいでご勘弁を。
全頭書くのは直江さん辛い。新井さんです。

◎ビーチサンバ
〇クロノジェネシス
▲シェーングランツ
△ダノンファンタジー
△ジョディー
△グレイシア

ジョディーは右回りダメかもしれない。
サフラン賞が直線勝ったと思うところで謎の失速。
グレイシアは気性次第。


仮想馬券 10000P

◎→複　6000　単　1000

◎ワイド→〇　1000
　　　　　→▲　　800
　　　　　→△　各400

2017【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開

着 順	枠 番	馬 番	馬名	着差	人 気
1	6	11	ラッキーライラック		2
2	4	7	リリーノーブル	3/4	3
3	2	4	マウレア	1/2	4

ラップ
12.4 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.5
ペース
12.4 - 23.7 - 35.3 - 47.7 - 59.9 - 71.8 - 82.8 - 94.3
(35.3-34.4)






キースの予習
12.4 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.5
1：34.3　　　35.3-34.4 スローペース　良
⑤ラスエモーショネス(36.3)17着ハナ　⑰コーディエライト(35.8)13着、
②ラテュロス(35.0)6着と続き
7番手⑦リリーノーブル(33.9)2着、8番手④マウレア(33.9)3着
9番手⑪ラッキーライラック(最速33.7)1着　中段で。
中盤で12秒台息が入り、ラスト400からの差し足。

200ｍ過ぎにリリーノーブルがするっと先頭にたったのを
100ⅿ付近でラッキーライラックが抜き去り、
その後ろマウレアがついてきて3着。
16番手からの⑧トーセンブレス(最速33.7)4着届かず。
差し足とペース的には4角から直線への加速が要るレースでした。

2016【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開

着 順	枠 番	馬 番	馬名	タイム	着差	人 気
1	1	2	ソウルスターリング	1:34.0		1
2	8	18	リスグラシュー	1:34.2	1.1/4	2
3	2	4	レーヌミノル	1:34.5	1.3/4	3

ラップ
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2
ペース
12.4 - 23.4 - 34.7 - 46.7 - 58.8 - 70.3 - 81.8 - 94.0
(34.7-35.2)


キースの予習
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2
1：34.0　34.7-35.2　ミドル～ハイペース　良
ハナ⑫アリンナ(36.3)8着、⑥ショーウェイ(36.9)13着
②ソウルスターリング(34.8)1着　⑬ゴールドケープ(35.9)7着
④レーヌミノル(35.2)3着　
16番手⑱リスグラシュー(最速34.5)2着
4角からリスグラシューがどんどん上がってラストも速かったけど
届かず。
ソウルスターリング位置取りと内を活かして1着。
レーヌミノル少し外出して追ったけど、届かず3着。
最初の位置取りと上り2番目の足を使えたソウルスターリングが強かったです。


2015

着 順	枠 番	馬 番	馬名	通過	人 気
1	1	2	メジャーエンブレム	2-1	1
2	7	13	ウインファビラス	6-6	10
3	6	11	ブランボヌール	8-10	3

キースの予習
12.5 - 10.9 - 11.4 - 12.1 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.6
1：34.5　良　34.8-35.8ハイペース
ハナ⑯キリシマオショウ(43.7)18着、②メジャーエンブレム(35.8)1着、
⑱メジェルダ(38.1)14着、
7番手⑬ウインファビラス(35.6)2着、9番手⑪ブランボヌール(35.5)3着
4角からメジャーエンブレム先頭に抜け出しそのまま先着。
ラスト200からウインファビラス、ブランボヌールがじわじわ上がり集団から
抜け入線。
14番手から⑨アットザシーサイド(最速35.3)5着届きませんでした。
長くいい脚を使ったメジャーエンブレム強かったです。

3.過去データ考察【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開と出走予定馬

このレースの傾向を書こうかなと思ったけど去年の予想の時に書いてしまったのでこっちはデータ思考で。

手抜きをさせてくれないキース😅

JRAの1600m以上のレースにおける優勝経験の有無別成績（過去10年）

あり　

10-8-7-61 

勝率11.6%  連対率20.9% 3着内率29.1%

なし

0-2-3-89

勝率0% 連対率2.1% 3着内率5.3%

と1600m以上の距離で勝ち鞍かない馬からは勝馬が出ていない。

去年のダノンファンタジーも未勝利戦で1600mを勝っていた。

次に前走の距離別成績（過去10年）を見てみる。

1200m

0-0-0-18 勝率0%連対率0%

1400m

3-4-5-64 勝率3.9% 連対率9.2

1600m

5-5-5-60 勝率6.7% 連対率13.3%

1800m

2-1-0-7 勝率20% 連対率13.3%

データ上は1400mと1600mがあまり大差がないように見える。

しかしだ、1400mを勝っていても1600mでの勝ち鞍がないと勝馬にはなれない。

ステップレースのファンタジーステークスがあるにもかかわらずだ。

ここまではどこにでも書いてある事だと思うので掘り下げてみる。

毎年、阪神ジェべナイルフィリーズには直線で加速が求められている。

直線4Fだけ見てみよう。

2018年

12.1-11.0-11.8-12.2

2017年

12.2-11.9-11.0-11.5

2016 年

12.1-11.5-11.5-12.2

と3年だけ切り取ってみても赤表記の例年勝負所では加速ラップが求められている。

2018年は1.1秒程、2017年は0.9、2016年は0.6。

この瞬発力が求められたラップに対応出来る馬じゃないと勝ち切れないって事だ。

2歳牝馬の1400mの重賞はファンタジーステークスくらいなのでそこと比べてみる。

2018年

12.1-11.5-11.3-11.4

2017年

11.7-11.4-11.7-11.8

2016年

11.8-12.0-11.4-11.4

ジェべナイルフィリーズ程、加速ラップが求められてない事が分かると思う。

数字だけ見たら求められても0.6程。

どちらかと言うと凹凸のないラップになる事が多い。

2016年はミスエルテが後方からジリジリと伸びてきていて本来の個別ラップはもっと凹凸のないもの。

ミスエルテはその後の牡馬との朝日杯フューチャリーティステークスで

12.3-11.5-11.2-12.1

の加速ラップには対応しきれず4着。

最後が12.1と落ちた事で4着まで差し込んでこれたけれども。

2018年はダノンファンタジーが能力でこなした感が強い。

ジュべナイルフィリーズとは求められる適正が違う事が分かると思う。

本来1400mは短距離寄りのラップでスタミナと持続力が求められる舞台。

逆にジュべナイルフィリーズは外回りという事で瞬発力が求められる。

200m変わるだけで求められるものが違う。

なので1600m以上の加速ラップにも対応出来ていた馬ではないと1400m以下のレースから出走しても好走出来ない要因かなと思う。

ダノンファンタジーみたいにこなしてしまうこともあるのだけれどそんな能力があればその世代の上位の能力の持ち主だったと言うことだろう。

4.出走予定馬 🐎短評【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開と出走予定馬

想定1番人気　リアアメリア　川田騎手

前走アルテミスステークス1着。

出遅れで道中は頭をあげての追走。上がり最速33.0で差し切った。

2走連続の出遅れ。追走も頭が高く掛かってる感じ。

他頭数が初めてで1.7倍はやばいな。

ただ前走頭数が少ないがグダグタの競馬の中、後方から一気に差し切った脚には能力の高さを感じる。

想定2番人気　ウーマンズハート　ビュイック騎手

前走新潟2歳ステークス1着。

スタートもすんなりで中団7番手から上がり最速32.8で半馬身差前に出た。

ただ道中は13.0台もあり脚が溜まりに溜まった感じ。

溜めれば凄い上がりが使える馬。

加速ラップには対応出来ているが道中速いラップの中一足使えるかは未知数。

想定3番人気　クラヴァシュドール　藤岡佑介騎手

前走牡馬混合のサウジアラビアロイヤルカップを2着。

勝ったのはサリオス。

ただサリオスマークで勝ちに行ったレースなので強い内容。
上がりも最速タイの33.1。

時計も1.32.9となかなかの好時計。

スタートも良く前走では東京競馬場だが速いラップの中、コーナーでも動けたし速い上がりも加速ラップにも対応出来ている。

この馬結構強いんではないか。

5.2019展開予想【阪神ジュベナイルフィリーズ2019】予想にむけて～ラップ展開と出走予定馬