京成杯オータムハンデ2019予想:予想印公開

2019年9月8日日曜日

2019 かねたん 競馬予想 芝1600 中山競馬場 直江

t f B! P L
まねきねこのてんちゃんです。
どうも
直江です。
紫苑ステークスは当たり。まぁ想定通りだったので、結構簡単なレースだったのかなと。
フェアリーポルカの三浦騎手の直線は、少し仕掛けが遅れたのが最期の鼻差に繋がった感じですかね。
ただあれはしょうがない部分で。
カレンブーケドールの後ろで我慢した騎乗は凄い良かったのかなと。
いつも鼻差で泣かされているような気がw
この辺りはアンラッキーな部分なのでそのうちお返しが来るのを待ってます。

それにしても中山の芝は速い。ある程度の位置にいないとどうしようもないような馬場でしたね。

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オータムハンデ2019ラップ展開予習~出走馬



京成杯オータムハンデ2019予想

京成杯オータムハンデでまず考えないといけない事。

開幕週なのに前が殆ど残らず差し決着。

遡って最終コーナーの位置取りを見ていく。
2018年 1着8番手 2着14番手 3着4番手
2017年 1着7番手 2着11番手 3着7番手
2016年 1着6番手 2着8番手   3着10番手
2015年 1着15番手 2着4番手 3着9番手
2014年  新潟開催
2013年 1着4番手 2着7番手   3着 3番手
2012年 1着12番手 2着10番手 3着6番手

こんなに露骨に差し馬が有利ですよーと言っている重賞も珍しい。

これをどう考えていくかがキモかなと。
2018年を見ていくと前半が34.7と平均よりやや遅い程度。これなら前が残りそうだが、
4ハロン目に12.2と息が入った所から、その後
11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.4
とロングスパート。
こんなスパートが速めだと前の馬がキツくなるのは当然で、納得の差し決着。
全体ラップを見てみても
12.5 - 10.7 - 11.5 - 12.2 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.4
赤表記にした部分で、ウインガニオンのスパートに巻き込まれているのが分かると思う。

速いなら控えたらいいじゃんと思うかもしれないけど、馬も生き物でそんな単純ではなく、一度抜かれたりすると馬もやる気をなくしてしまったりするので、前もこのスパートに付き合わざるをえないんだよね。
なので前にいた馬達の着順をみても分かる通り、13着、14着、15着と辛かったのが分かる。

息が入らずロングスパートになったのはレアケースじゃないのかと思う方もいると思うので、次は2017年。
マルターズアポジーの逃げ。
マルターズアポジーを知っている人なら分かると思うけどこの馬の逃げは強烈過ぎる。
2017年 ラップ
12.5 - 10.9 - 11.2 - 11.2 - 11.3 - 11.5 - 11.6 - 11.4
前半は34.7だけどもどこにも緩む箇所がなく飛ばして逃げて肉を切らせて骨を断つ戦法。
赤表記にした部分を見れば分かると思うけど、こんな短距離みたいなラップで逃げられたら、それについていった馬は1600mも持つはずがなく、これも差し決着。
陸上で例えると3000m走の中に、ウサインボルトがペースを考えずに参加してる感じ。
中距離ランナーは自分のペースで走りたいけど、ウサインボルトが他のランナーのペースを乱していて、他の人が力を出しきれない。
極端な例えだけどそんなイメージ。
後ろで、いかに速いペースを誤魔化して前のバテた馬をかわしていくか。
だから差しが決まる形。
ただ、このペースで4着に残したマルターズアポジーの心肺機能が強すぎた。

2016年も似たような形で前半は35.1とゆったり目なんだけど全体を見ると
12.5 - 11.2 - 11.4 - 11.3 - 11.6 - 11.7 - 11.5 - 11.8
と赤表記の部分で先行馬が潰されているのが分かると思う。この年はそんなに高速馬場でもなかったしね。

こういう理由で、京成杯オータムハンデは開幕高速馬場の中、外差しが決まる理由が分かる。
まぁ中山マイル重賞では平均的なペースなんだけどもね。

と前説が終わった所で、今年の出走馬を見てみると、そんなに出して行きたい逃げ馬が不在。
純粋な先行馬もプールヴィルとハーレムラインくらいで、今年はレアケースの前が残る展開になるんじゃないかなと思う。
ハーレムラインの近走だって
関屋記念 前半34.7の5番手
谷川岳特別 前半35.0の6番手
京都牝馬 前半34.7の11番手
とこの馬の前半ペースは実際の位置取り前半タイムは平均して35.5。
中山のマイルに至っては
ニューイヤーステークス 前半33.9の2番手
これはワンスインナムーンが逃げて速すぎたもの、今年は引っ張る逃げ馬がいないので例外。
ターコイズステークス 前半34.2の2番手。
この馬に息の入らないラップを刻んでもらうのを期待するのは無理がある。

次にプールヴィル。
二の脚とゲートも上手いのでこの馬が逃げるのかな。
NHKマイルは33.9で競り合ってペースが上がった形。京成杯オータムハンデには競り合って来そうな馬もいないのでこれも例外で良さそうだ。
となると、プールヴィルの理想的な前半は桜花賞の35.4やジェベナイルFの様な35秒程度の前半3Fか。
となれば今年は例年の傾向に逆らって、やっと適正が合いそうなプールヴィルが本命でいいかな。
距離は今の高速馬場なら問題がないと思っている。父のルアーヴルは、2009年まで走っていてマイル中心に使われてきた馬だし、フランスの2100mG1ジョッケクルブ賞を勝った馬。

プールヴィル自体は、瞬発力勝負には部が悪いと思っているけど、その瞬発力勝負になりやすい阪神1600mのG1や、NHKマイルで前の競り合いをしてしまったりで、1600mで勝ててはいないけど、それは展開や適正外だからと思っている。

適正外でも桜花賞6着、ジェベナイルFでも5着と好走している。これで距離が持たないと思う方がおかしい。

なら、前半ゆったりと入れそうで、あまり瞬発力勝負になりにくい中山マイルでは、十分勝負になるんじゃないだろうか。
馬格がないプールヴィルにはこの52kのハンデも追い風に変わりそう。

4ヶ月の休み明けだけれどもしっかり馬体重を増やして成長したプールヴィルを見たいな。

京成杯オータムハンデ2019予想:予想印公開

◎ 13 プールヴィル
◯ 15 ハーレムライン
▲ 11 ディメンシオン
△ 9 グルーヴィット
△ 11 トロワゼトワル
△ 8 フローレスマジック


てんちゃん

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