直江です。
いよいよG1シーズンですね。
スプリンターズステークスは特別企画で今週と来週で予習記事2本、前編・後編と予想記事、 僕が担当します。
読んでもらえたら嬉しいです。
感想やみなさんの予想など、なんでも、コメントもらえたら、もっと嬉しいです。
よろしくお願いします。
第53回スプリンターズステークス(GⅠ)
中山競馬場 3歳以上オープン1,200(芝・外)定量
スプリンターズステークス2019 予想にむけて
目次
1.コース説明
2.過去レースの復習
3.過去レースから見るスプリターズステークスの予想ポイント①
1.コース説明:スプリンターズステークス2019
おむすび型の外回りコースを使用。向正面入口付近の坂の頂上がスタート地点で、スタートから最後の直線途中まで高低差約4.5mの下り坂が続く。向正面は約275mで、その後の3コーナーのカーブは非常に緩やか。直線は約310mとローカル場並みに短いが、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。
スタートが下り坂からなのは小倉1200mとリンクする。9月開催の中山競馬場は野芝100%で時計が出やすい。
前もなかなか止まらない場合が多い。
2.過去レースの復習:スプリンターズステークス 2018 2017 2016
2018:スプリンターズステークス
ラップ11.7 - 10.3 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 12.5
ペース11.7 - 22.0 - 33.0 - 44.3 - 55.8 - 68.3
(33.0-35.3)雨の中 稍重
1着8 番ファインニードル 牡5 57 川田将雅 01:08.3 6-8 34.5 1人気
2着9 番ラブカンプー 牝3 53 和田竜二 01:08.3 2-2 35.1 11
3着1 番ラインスピリット 牡7 57 武豊 01:08.4 3-4 35 13
1着8 番ファインニードル 牡5 57 川田将雅 01:08.3 6-8 34.5 1人気
2着9 番ラブカンプー 牝3 53 和田竜二 01:08.3 2-2 35.1 11
3着1 番ラインスピリット 牡7 57 武豊 01:08.4 3-4 35 13
雨の中で馬場は平均程度の速さ。
ワンスインナムーンが押してハナ。少し離れた位置に2番手のラブカンプー。
前半は33.0と速いが実質の逃げの形はラブカンプー。
ただそれでも道中は11秒前半で淡々と流れた。
1着ファインニードルは中団から上がり3位の34.5。
少し道中のペースに置かれた形になったが川田騎手の好判断で外から差しきった。
2着ラブカンプーは2番手から上がり35.1で2着。
軽斤量の53kという恩恵と楽な2番手だったこともあるがセントウルステークス、北九州記念と前半が33秒台前半のレースの好走歴と高速芝への対応を見せていた。
3着ラインスピリットは1枠1番と好枠を活かして終始ラチ沿いの3番手。上がり35.0で前がなかなか開かない中で粘り込んだ。
ワンスインナムーンが押してハナ。少し離れた位置に2番手のラブカンプー。
前半は33.0と速いが実質の逃げの形はラブカンプー。
ただそれでも道中は11秒前半で淡々と流れた。
1着ファインニードルは中団から上がり3位の34.5。
少し道中のペースに置かれた形になったが川田騎手の好判断で外から差しきった。
2着ラブカンプーは2番手から上がり35.1で2着。
軽斤量の53kという恩恵と楽な2番手だったこともあるがセントウルステークス、北九州記念と前半が33秒台前半のレースの好走歴と高速芝への対応を見せていた。
3着ラインスピリットは1枠1番と好枠を活かして終始ラチ沿いの3番手。上がり35.0で前がなかなか開かない中で粘り込んだ。
2017:スプリンターズステークス
ラップ11.9 - 10.8 - 11.2 - 10.9 - 11.1 - 11.7
ペース11.9 - 22.7 - 33.9 - 44.8 - 55.9 - 67.6
(33.9-33.7) 良馬場
1着8 番レッドファルクス 牡6 57 M.デム 01:07.6 11-10 33 1
2着2 番 レッツゴードンキ 牝5 55 岩田康誠 01:07.6 9-7 33.1 5
3着6 番 ワンスインナムーン 牝4 55 石橋脩 01:07.7 1-1 33.8 7
時計の出やすい内有利な馬場。
二の脚が速くワンスインナムーンの33.9の楽逃げ。
勝ったレッドファルクスは、後方11番手から外を回して上がり33.0と2位タイ。
前が有利の中外から差した。文句無く物凄く強い内容。
高速馬場への適性は◎。
連覇達成。
2着レッゴードンキは、好枠を活かして終始ラチ沿い9番手。
最後まで内に拘る岩田騎手の騎乗で内ラチ沿いからスルスルと抜けてきた。
最後まで内に拘る岩田騎手の騎乗で内ラチ沿いからスルスルと抜けてきた。
上がりは3位タイの33.1。
3着ワンスインナムーンは逃げ残る形で3着。
2016:スプリンターズステークス
ラップ11.8 - 10.5 - 11.1 - 11.2 - 11.2 - 11.8
ペース11.8 - 22.3 - 33.4 - 44.6 - 55.8 - 67.6
(33.4-34.2)良馬場
1着13番レッドファルクス 牡5 57 M.デム 01:07.6 9-7 33.5 3人気
2着15番ミッキーアイル 牡5 57 松山弘平 01:07.6 1-1 34.2 23着 4番ソルヴェイグ 牝3 53 田辺裕信 01:07.6 2-4 34 9
時計の出やすい内有利な馬場
外枠から押してミッキーアイルがハナ。
33.4とスプリターズステークスでは標準位の速さだが、馬場が速かったこともあり、前がなかなか止まらなかった。前やや有利。
1着レッドファルクスは外枠から9番手で追走。
最終コーナー手前から少し位置をあげそこから大外一気。
上がりは33.5。最速ではなかった。
レッドファルクスの凄い所は高速馬場でのトップスピードの維持力。
スピードの持続力というやつか。高速馬場への適性が凄い。
2着ミッキーアイルは逃げて上がり34.2。アタマ差で2着。ただ見た目よりレッドファルクスとの着差は大きい。
3着ソルヴェイグは内枠から好位で。内ラチの経済コースで我慢してなだれ込んだ。
軽斤量と内枠の恩恵があったが、函館SSで高速馬場の中、前半33.4のレースで2番手からの勝ち鞍があった。
3.過去レースからみるスプリンターズステークス2019予想のポイント①
過去8年のスプリターズステークスの前半3F
2018年 33.0 稍重
2017年 33.9 良
2016年 33.4 良
2015年 34.1 良
2014年 新潟開催
2013年 32.9 良
2012年 32.7 良
2011年 33.0 良
2010年 33.3 良
と見ていってもレアケースになったのは2015年のみ。この年はミッキーアイルグダグダ期で可哀想な年だった様な。
デフォルトのモデルラップは33秒前半。
こう見ると前半が速くて後方決着?と思うかもしれないが高速馬場と内ラチ沿い有利な傾向で前に行った馬達もそれなりに残るレースだ。
ただその前に、行って残っている馬達のケースは(穴を開けた馬を含め)前半が33秒前半の高速馬場での重賞で、先行して好走してきた馬。
ここで高速馬場への適性と、前半が速くても前で対応出来た馬を狙うのが基本かなと。
例を上げると
2017年 2着馬ラブカンプー
アイビスサマーダッシュ 前半3F 32.1
新潟の野芝で高速馬場。2着。
北九州記念 前半 32.4
小倉1200の高速馬場の野芝。ここでも2番手で粘りこみ2着。
セントウルステークス 前半 33.3
阪神開幕週の野芝の高速馬場。前で粘りこみここでも2着。
2017年 3着馬ワンスインナムーン
テレビユー福島賞 (1600万下)前半33.2
福島開幕週で高速馬場の中2番手で1着。ちなみに2着はアレスバローズ。
他にも新潟1400の朱鷺ステークスも平均馬場の中で前半34.1と速いペースで1着とそれなりに実績有。
2016年 3着ソルヴェイグ
函館SS 前半33.4
洋芝だが開幕週で驚く程馬場が速かった。
これを外枠から2番手で勝利。
とここ3年だけでもその傾向を見抜けて入れば穴は拾えそう。
勝馬傾向も見ていく。
2017年と2016年で連覇したレッドファルクスを見てみる。
初めて勝った2016年を見てみると、それまでに芝重賞の成績を見てみるとCBC賞のみ。
ただこのCBC賞が物凄く強かった。
かなり速い高速馬場の中、前半33.8と前有利な中、後方から唯一上がり32.7最速で差してきた。
2着馬と3着馬を見てみても、逃げたベルカウトと2番手追走のラヴァーズポイント。
高速馬場への適性があり、素晴らしいトップスピードがある事がここでわかる。
簡単に言うと、他馬とは比べ物にならないくらい速い脚(純粋なスピードの差とそれを持続出来る区間が長い)でぶち抜いて来た感じ。
それを、過去のスプリターズステークスと照らし合わせて見ても、好走できる下地を見せてくれていたわけだ。
2018年勝馬はファインニードル。
2018年の勝ち時計は1.08.3と馬場が稍重だった事で多少時計が掛かっている。
実は2017年にも出走していてその時は12着。
1年で成長したとだけで片付けるのは雑な気がするので2018年と2017年を見比べて見る。
先ずは馬場差。
2017年の時は高速馬場。この時はコーナーで振られて10.9の所で置いてかれている。
2018年の好走時は稍重でフラットな馬場。
後3Fも11.3-11.5-12.5と10秒台の脚は求められていなかったし、最後もしっかり12.5秒と落としている。なので差して来れたのかなと。
2018年後3F 11.3-11.5-12.5(好走時)
2017年後3F 10.9-11.1-11.7 (凡走時)
こうやって並べてみるとわかりやすいか。
同じレースだけ見ても高速馬場が得意じゃなかったのかなとも感じる。
とまぁパート①は馬場適性とどんな馬が穴を開けるかを書いてみました。
来週にはパート2で各馬の事を見ていこうかなと思っています。
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追記:iPhoneからはchromeで書き込めます。safariからはbloggerの不具合で投稿できないみたいです。ごめんなさい(泣)